鍼灸施術の禁忌
先日、患者様から
『インフルエンザの予防接種を
したのだけど鍼灸施術できるの?』
とお電話がありました
血液検査の注射は大丈夫ですが
予防接種をした時は鍼灸施術をお勧めできません!
鍼灸施術も万能ではありません
禁忌の状態も定められています
一般的に
1、安静が必要な場合
2、刺激を与える事で、有害作用を起こす場合
(てんかん、精神疾患など)
3、免疫機能が低下し、感染の危険性が高い場合
などの状態では鍼灸施術を避けなければいけません
またWHOのガイドラインでは安全性を重視する立場から
次の状態での鍼治療を避けるべきとしている
1、妊娠
(陣痛を誘発する可能性、流産を誘発する可能性がある)
2、救急事態もしくは手術を必要とする場合
(鍼灸を救急療法として用いない)
3、悪性腫瘍
(腫瘍への直接刺激を避ける)
4、出血性の疾患
このように
禁忌の状態も定められているのです