10.14 『マイナス思考』になってしまう状態とは?

山田 典生

2022年10月14日 17:35

山田鍼灸院HP

当院は『睡眠の質を改善し、痛み・不調のない体質に改善!』を施術理念に鍼灸治療をしているので
不眠症やうつ病の方が多く来院しています。

うつ病や不眠症の方からの相談でよくあるのが
『マイナス思考になってしまって・・・・』
『やる気が起きなくて・・・』

などがあります。

患者さんはマイナス思考になっていたり、やる気が出ないことがダメだと思ってしまう事が多いです。
それなので鍼灸師の立場として患者さんに
『体調が悪い状態ではマイナス思考になってもしょうがないし、やる気は出ないのが当たり前ですよ』
とアドバイスをしています。

うつ病ではなく、風邪をひいて高熱で寝込んでいたとします。
寝込んでいる時に『明日何しようか?』なんて考えられません!
寝込んでいる時にポジティブ思考にしょう!なんて無理です!

高熱で寝込んでいる時には『今』が辛いので、その対処で精いっぱいで明日の事なんて考えられないし、ポジティブにもなれません。
それが普通です。

それと同じでうつ病や不眠症の方は、『今が辛い状況』です!
その状況に無理にやる気を出したりすれば余計に疲れてしまいます!

まずはしっかり身体の休ませて体調を整える事が重要です。
体調が良くなってくれば、自然とポジティブ思考になってやる気も起きてきます。

うつ病や不眠症の患者さんには、身体の疲れを取る事をメインにした鍼灸治療を行ってから体調が整えていきます。
体調が整ってから、うつ病や不眠症にならないアドバイスをしていきます。

風邪に例えて説明すれば、まず最初にするのは風邪を治すことが重要です。
その後に免疫力を上げて風邪をひかない様にしていきます。
風邪をひいて寝込んでいる時に、『免疫力を上げるために運動をしよう』と言われても無理な話です。

実際にうつ病や不眠症の方も鍼灸治療を続けていくと、プラス思考な発言が増えていきます。
体調を改善するには、正しい順番で対処する事も重要ですよ!






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